プロペシアのジェネリック(個人輸入)を今すぐやめた方がいい理由

薄らハゲの猫系薬剤師です。

プロペシアのジェネリックを使っているけど、安全性が心配ですか?

今回はジェネリック品の種類や価格、正規品との有効性や安全性の違いについてお話ししますね!

プロペシアとジェネリックの費用差

プロペシアは、MSD社が最初に開発したフィナステリドを有効成分として含有する薄毛治療薬です。

フィナステリドの特許期間満了により、他社でもジェネリック品を製造することが可能となりました。

日本のプロペシアジェネリック薬の価格

現在、日本国内では、ファイザー社、沢井製薬、東和薬品の3社がプロペシアジェネリック品を販売しています。

28錠 90錠以上 購入方法
プロペシア(正規品) 7,000円~ 22,000円 クリニック
ファイザー(ジェネリック) 4,300円 13,000円(90錠) クリニック
沢井製薬(ジェネリック) 4,300円 20,000円(140錠) クリニック
東和薬品(ジェネリック) 4,300円 20,000円(150錠) クリニック

 

海外のプロペシアジェネリック薬の価格

28錠 90錠以上 購入方法
プロペシア(正規品) 7,000円~ 22,000円 クリニック
フィンペシア(インド) 2,000円 3,000円(100錠) 個人輸入
フィナロ(インド) 4,300円 2,500円(100錠) 個人輸入

一か月あたりの費用を比較

超ざっくりと1か月あたりの費用を比較してみましょう。

一か月の費用 購入方法
プロペシア 7,000円 クリニック
国産ジェネリック 4,000円 クリニック
海外ジェネリック 1,000円 個人輸入

海外ジェネリック(ほとんどがインド産)がめちゃくちゃ安いですが、国産ジェネリックも結構安くなりましたね!

ジェネリックは国産と海外産はどえらい違い

今ではジェネリックが一般的になってきて安心して使えるようになりましたね。

でも、海外産と日本産のジェネリックは天と地ほども違うのです。

ジェネリックが推奨される背景(医療費削減、後発品加算)
現在、ジェネリック品が推奨されている背景には、国民年齢の高齢化による医療費の増大を抑制する目的に加えて、調剤薬局に対して後発品加算という薬価の上乗せがされていることなどがあります。

そもそも正規品とジェネリック薬はちがう

ジェネリック品は、正規品と同一でなければならない点と異なっても良い点があります。

まず、同一でならなければいけない点は、

  • 効果、効能・有効成分・有効成分配合量・用法、用量

です。

異なっても良い点は、

  • 薬の色・薬の形・味・添加物

です。

添加物は自由に決められてしまう

医薬品の特許は、有効成分に関する物質特許、製造に関する製剤特許など多種の特許が存在します。

このうち最初に物質特許が切れる為、ジェネリック品はこの特許だけを模倣して作られています。

通常ジェネリック品は、正規品と同等とされていますが、同等の根拠となるのは、生物学的同等性試験(服用後の血中濃度や排泄速度を比較する試験)を根拠にしていますので、有効成分以外の添加物等の違いについては、検討されていません。

アメリカでは、ジェネリックと正規品は違う薬とされている

実際アメリカでは、正規品とジェネリック品は違う薬と認識されていますし、添加物の違いによるアレルギーの発生事例なども報告されています。

この様な状況の中で、ジェネリック品を正規品として認めるのではなく、正規品の特許が切れた時点
で薬価を低くする方が、有効性、安全性の面で確実ではないかという議論も出ています。

海外ジェネリックのトラブルは桁違いに多い!

ジェネリック品は国内だけでなく海外で販売されている物を個人輸入で購入することが可能です。

価格
フィンペシア(インド) 100錠 2,990円
フィナロ(インド) 100錠 2,395円
フィナバルト(インド) 100錠 2,942円

など、国内品のジェネリック品よりも更に3割程度安価に購入することができます。

しかし、安全性に問題があった事例もあり、個人輸入での購入は、特に気を付ける必要があります。

例として、フィンペシアのコーティング剤として日本では発がん性があるとして食品への添加は認められていないキノリンイエローという着色料が使われていました。

インドはコピー薬が横行している

それより何より問題は、流通にあります。

現在、海外産のプロペシアジェネリックのほとんどがインドで作られていますが、

インドでは正規の薬品工場以外のモグリの工場が非常に多いのです(人口が多く法整備が進んでないので)。

正規で作られた薬品は分量を守っていますが、モグリの工場は認可も審査も受けないので成分が大変適当です。

正規のジェネリック薬は製薬会社に納品され、個人輸入にはまず回ってきません。

個人輸入で買える安いジェネリック薬はほとんどが得体のしれないコピー薬だと考えたほうが安心です。

ジェネリックを買うなら国産で

同じプロペシアジェネリックでも国産と海外産とでは大違いです!

日本のジェネリック薬なら安心!

日本では、医療費削減のためにジェネリック薬が推奨されています。

しかし海外のジェネリック薬はコピー薬が多く、そもそも偽物が多いのが事実です。

同じジェネリックと言っても日本のジェネリックと個人輸入で買う海外のジェネリックとでは天と地ほど差があることを認識しておきましょう。

 

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