プロペシアのジェネリック 処方が必要な国産と輸入できる海外産の大きすぎる差3つ

プロペシアを服用されている方のお悩みの一つが継続費用だと思います。

プロペシアの服用は自由診療ですので、お薬代や診察料の全てが自己負担となります。

プロペシアの服用を継続するにはおよそ月7,000円程度、継続が推奨されている6か月では、約5万円の費用が掛かる計算になります。

そこで、費用を安価にできるジェネリック品への切り替えを検討されている方も多いと思いますが、国内品、海外品など種類も様々です。

どう選んだらいいのかという点で悩まれる方も多いのではないでしょうか。

今回は国内や海外のジェネリック品の種類や価格、購入される時の注意点についてお話しします。

1.プロペシアジェネリック品(国内品)

プロペシアは、MSD社が最初に開発したフィナステリドを有効成分として含有する薄毛治療薬です。

現在、日本国内では、ファイザー社、沢井製薬、東和薬品の3社がプロペシアジェネリック品を販売しています。

それぞれの価格は、
プロペシア:28錠 6,000円~7,000円に対して
・ファイザー:28錠 4,300円  90錠 13,000円
・沢井製薬 :28錠 4,300円 140錠 20,000円
・東和薬品 :30錠 4,300円 150錠 20,000円
であり、3割から4割程度、服用の費用を抑えることができます。

購入するには、正規品同様病院で処方箋の発行を受けて薬局で購入します。

但し、これらのジェネリック品はすべての病院で扱っているわけではありませんので、事前にジェネリック品の処方箋発行の可否を、事前に確認してください。

これらの製品は、有効成分の含有量が正規品のプロペシアと同一であり、有効性や安全性について薬機法という法律に基づいて、厚生労働省が認可を与えたものですので、継続の費用に悩まれている方にはお勧めの製品です。

2.プロペシアジェネリック品(国外品)

プロペシアジェネリック品は、海外でも販売されており、主にインドの会社がジェネリック品を製造しています。

それぞれの製品と価格は、
・フィンペシア(ジブラ社):100錠 2,990円
・エフペシア(ジブラ社) :100錠 4,280 円
・フィナロ(インダス社) :100錠 2,395円
・フィナバルト(イーストウエストファーマ社):100錠 2,942円
など、国内品のジェネリック品よりも更に3割程度安価に購入することができます。

但し、これらのお薬は日本で製造承認を得たものではありませんので、購入するには個人輸入を行う必要があります。

3.ジェネリック品と医薬品副作用被害救済制度

日本国内で薬機法に従い販売されている医薬品については、それを適正に使用したにも関わらず、重大な被害が生じた場合の救済を図る為の公的な支援制度として、医薬品副作用被害救済制度が適用されます。

国内のジェネリック医薬品についても、同様に摘要されますが、同じジェネリック品でも海外から個人輸入された医薬品による健康被害に対しては、適応外になりますので、注意が必要です。

4.ジェネリック品(国外品)のリスク

厚生労働省では、海外から医薬品を個人輸入する場合、以下の様なリスクについて注意を喚起しています。

・個人輸入される医薬品は、有効性や安全性を日本の薬機法で確認している訳ではないので、日本国内品と同レベルの有効性や安全性が保障されていません。

・品質面で安全性が確認されていない製品も多く、健康被害を引き起こす可能性があります。

・海外の規制に遵守したと偽った製品、いわゆる偽造品が送られてくる場合が多くあります。

・使用上の注意等が現地の言葉で表現されており正確に理解できない場合や、内容自体が正しく記載されていない場合があります。

・輸入した商品についての正しい情報が無い為、副作用が生じた場合、医師が迅速に対応することが難しい場合があります。

・医薬品の使用に際して、医師の事前診断が必要なものも入手可能なため、医師の適切な診断が無いことによる健康被害が考えられます。

・個人輸入品は通常メリットよりもリスクの方が高い場合が多く見られます。

この様に、海外、特に発展途上国では、偽造品が流通している確率が高く、WHO(世界保健機構)によると、10%に上るとされています。

こうした偽造医薬品は、製薬会社ではなく犯罪組織が不衛生で劣悪な環境で安価に作ったもので、有効性が無いだけでなく、服用によって大きな健康被害
が生じる場合もあります。

5.まとめ

・海外から個人輸入された医薬品による健康被害に対しては、重大な被害が生じた場合の救済を図る為の公的な支援制度、医薬品副作用被害救済制度が適用されません。

・海外からの個人輸入医薬品は偽造品率が高く、有効性、安全性、品質面で大きな不安があります。

・個人輸入された医薬品によって副作用が起きた場合、適切な情報が無い為に、医師が適切に対応できない場合があり危険です。

以上、同じプロペシアのジェネリック品でも国内品と個人輸入品では、安全性、有効性に大きな差がある可能性があるだけでなく、副作用が発生した場合の医師の対応や保証制度に関しても格段の差があることがご理解いただけたかと思います。

単に費用の面だけでなく、有効性や安全性等をトータルに考えると、国内のジェネリック品が安心です。

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