20代の若ハゲです。プロペシアを飲んだら一生飲み続けないといけないの?

一般的に薄毛は40代以降で始まると思われていますが、遺伝や生活習慣の影響で、20代から薄毛が始まる方、いわゆる若ハゲで悩んでいる方もいらっしゃいます。

今回は、若ハゲについてその原因や治療時期、治療方法などについてご説明します。

1.若ハゲの原因は?

ハゲは20代から進行する

若ハゲの原因としては、AGA(男性型脱毛症)が有名ですが、20代で6%、30代で12%と少しずつ上昇し、40代になるとなんと32%まで上昇する進行性の病気です。

AGAは通常2~6年間の周期で行われるヘアサイクル(成長期→退後期→休止期→成長期)が極端に短くなる現象で、約0.5年程になってしまう症状です。

結果、髪が育つ前にドンドン抜けて行ってしまうのです。

一本の毛ヘアサイクル回数は決まっており、一定回数以上抜けるとその毛根は死に、二度と毛は生えてきません。

若ハゲの原因は、DHTという物質

原因は、男性ホルモンが5αリダクターゼによってDHTという物質に代わり、毛母細胞の成長期を止めてしまう事にあります。

DHTは、M字部分、生え際、頭頂部に出やすいので、AGAではこれらの部位が薄毛になります。

若ハゲは完全に遺伝

遺伝がほとんどですが、まれに生活習慣、特に喫煙やストレスが影響している場合もあります。

大きな病気をした後など髪の成長に必要な栄養が十分に髪の基となる毛母細胞に供給されないので脱毛してしまいます。

しかし20代で脱毛する場合、ほとんどが遺伝です。

2.若ハゲの治療は早ければ早いほど良い理由

さて、先ほど説明した様に、AGA等の薄毛はヘアサイクルが極端に短くなった状態ですが、このヘアサイクルは通常の周期で約80年程行われます。

通常の周期であれば一生で約40回程度ヘアサイクルが繰り返され、毛乳頭、いわゆる毛根細胞が寿命を迎えます。

若ハゲは、毛の寿命を早期に使い切ってしまう!

つまりAGAになりヘアサイクルが0.5年で1周期となると、ヘアサイクルの約40回は、通常約80年であったものが約20年に短縮してしまいます。

薄毛の治療の前提は、あくまで毛乳頭の寿命が残っていることが効果を出すための条件となります。

ですから、毛乳頭の寿命が尽きてしまった部位にはどんな治療も効果がありません。

つるっぱげになってしまうといかなる治療をしても毛が生えることはありません!!

3.若ハゲになってしまったら?

毛母細胞を使いきったら二度と毛は取り戻せません。

20代だからと安心せずに、薄毛が気になったら少しでも早めに専門医に相談し、適切な治療を始めることが、進行を遅らせるには重要です。

AGA治療薬は脱毛抑制の薬

プロペシアは、アメリカメルク社が開発したフィナステリドという有効成分を含有するAGA治療薬です。

プロペシアは、2型5αリダクターゼを阻害し、男性ホルモンがDHTに転換されるのを抑制することで、毛母細胞の発毛期が短縮するのを防ぐ働きがあります。

ですので、メカニズム的には脱毛を抑制するのであって、発毛に作用する薬ではありません。

プロペシアは”生える”!!

プロペシアの効果は、臨床試験(人を対象とした試験)で確認されており、AGAの進行抑制は3年間で98%の方に効果が確認されました。

また、髪が増えた方は、半年で48%、1年で58%、2年で68%、3年で78%と、服用時間と伴に上昇することが分かりました。

また、髪の質(長さ、太さ)の改善、頭頂部(O型)、生え際(U型)の両方に効果がありました。

プロペシアの副作用は?

プロペシアには、重篤な副作用の報告はありません。

但し、頻度は不明ではあるものの肝機能障害が起こり得るとされています。その他、1%以上5%未満の方に性欲減退、1%未満の方に勃起機能不全、射精障害、精液量減少が見られています。

一生飲み続けないといけない

プロペシアは、2型5αリダクターゼを阻害し、男性ホルモンがDHTに転換されるのを抑制することで、毛母細胞の発毛期が短縮するのを防ぐ薬で、薄毛を根本的に治す薬ではありませんので、プロペシアの服用を止めれば再びDHTが作られ易くなり、再びAGAが進行します。

一度飲み始めたら、止められない薬という不安のある方もいらっしゃいますが、ある程度の年齢になり、薄毛に抵抗が無くなったら服用を止めるというのが、一般的な考え方です。

4.まとめ

  • 20代の若ハゲの原因は主にAGAで、約6%の20代の方が罹患する進行性の病気です。
  • 薄毛の治療の前提は、あくまで毛乳頭の寿命が残っていることが効果を出すための条件となりますので、20代だからと安心せずに、薄毛が気になったら少しでも早めに専門医に相談し、適切な治療を始めることが、進行を遅らせるには重要です。
  • プロペシアは、2型5αリダクターゼを阻害し、男性ホルモンがDHTに転換されるのを抑制することで、毛母細胞の発毛期が短縮するのを防ぐ薬で、薄毛を根本的に治す薬ではありませんので、プロペシアの服用を止めれば再びDHTが作られ易くなり、再びAGAが進行します。
  • 一度飲み始めたら、止められない薬という不安のある方もいらっしゃいますが、ある程度の年齢になり、薄毛に抵抗が無くなったら服用を止めるというのが、一般的な考え方です。
  • プロペシアには、重篤な副作用の報告はありませんが、医師の指導の基に適切な用法・用量を服用することが大切です。

いかがでしたか?

薄毛は、必ずしも中年以降の病気ではなく20代でも可能性のある病気です。

大切なのは、治療が遅れるとそれだけ回復が遅れるだけでなく、薬が効く時間を失ってしまうということを理解いただいて、専門医から正しい治療薬の処方を受ければ、十分に回復する病気だということをご理解ください。

 

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